高円寺～街と人が結びつき動き出す新たな交流の舞台～

JR中央線と東京メトロ丸ノ内線が利用できることから都心のベッドタウンとして発展してきた高円寺エリア。新宿、東京、池袋方面へアクセスが良く、通勤・通学にも便利です。JR「高円寺」駅前にはバスロータリーや広場が整備されており、商業施設や飲食店も多く、利便性に優れています。北口の「高円寺純情通り商店街」、南口の「高円寺パル商店街」を筆頭に、周辺には下町風情溢れる地域密着型のお店が並ぶ商店街が複数揃っているので、日常の買い物はエリア内ですべて賄えるのも魅力ですよ。また、商店街の脇の路地をひとつ入れば、隠れ家的な居酒屋もたくさんあり、ぶらりと散策するだけで、新しいお店を開拓していただけることでしょう。JR「高円寺」駅から南に向かって12分ほど歩けば、東京メトロ丸ノ内線の「新高円寺」駅に到着。JR「高円寺」駅周辺とは街の雰囲気が変わり、南北で個性豊かなお店が揃っているので、縦横無尽に商店街や路地を巡るのも休日の充実した時間つぶしになりそうですね。

サブカルチャーの聖地として知られる高円寺エリアには、個人経営の飲食店や古着屋、ライブハウスなどが多く、文化的な若者の憧れの地となっています。高円寺の大文化祭とも言われる「高円寺フェス」など、街を挙げて若者文化を盛り上げていることもあり、高円寺という街が生み出す独特のサブカルチャーな雰囲気を感じ取っていただけることでしょう。毎年8月下旬に開催される「東京高円寺阿波おどり」も夏の風物詩として、1957年初開催の長い歴史から受け継がれており、徳島県の阿波踊りに次ぐ規模の大会で、全国から踊り手や見物客が集まり、大いに盛り上がります。地域の飲食店が出店する屋台も多く並ぶので、阿波踊りを鑑賞しながら食べる屋台グルメはまた別格の味がしそうですね。他にも春の「高円寺びっくり大道芸」、秋には「高円寺フェス」、冬には「高円寺演芸まつり」と、“高円寺四大祭り”として季節ごとに大規模なイベントが開催されるので、一年を通して話題に事欠かないことでしょう。ご家族揃って、ご友人を誘って、もちろんお一人様でも地域の人々の輪に入って楽しめる。この街には人と人を繋ぐ不思議な力が満ち溢れていますよ。

高円寺と阿佐ヶ谷の中間に位置する「馬橋公園」は、昭和60年、気象研究所の跡地に整備された公園で、敷地内は6つの個性的な広場で構成されており、多彩な種類の樹木や草花も植えられ、自然を身近に感じられる地域住民の憩いの場として親しまれています。野球ができる多目的広場や遊具の充実したちびっこ広場、水遊びができる水辺の広場など、子供たちの遊び場も多く、親子でアウトドアレジャーを気軽に満喫。日差しを遮る木陰も多いので、夏には涼を求めて訪れるのもいいですね。春の桜や秋の紅葉をはじめ四季折々の風景も鑑賞でき、お弁当が食べられるテーブルとベンチもあって、ピクニックをするのにもオススメですよ。他にも少し足を延ばせば大きな公園がいくつもあり、交通や買い物の利便性に優れながらも閑静な住宅街と豊かな自然に囲まれた高円寺エリアは、ファミリーから単身者まで幅広い世帯に対応できる住環境良好な街といえるでしょう。