小石川・本郷～自然と文教の街～

”東京ドーム”をはじめ、”後楽園ホール”、”ラクーア”など、遊ぶ・見る・買う・泊まる・寛ぐといったレジャー&アミューズメントが揃う都市型エンターテインメントエリア「東京ドームシティ」。特にショッピングモールのある”ラクーア”は、ショッピング・レストラン・カフェなど人気店がたくさんあり、平日の会社帰りに、休日のお出掛けに、さまざまなシーンに合わせて楽しめます。

買い物の後は、併設されている日帰り入浴施設”スパ・ラクーア”で、のんびりリラックスするのもいいですね。JR山手線の内側にあり都内各所からアクセスしやすい交通利便性や、幅広い年齢層が多目的に楽しめること以外に、年間を通じてイベントが目白押しなのも魅力です。夜には「東京ドームシティ」全体でイルミネーションが点灯し、ロマンチックな雰囲気に包まれるので、周辺を散策するだけでも素敵な時間を過ごしていただけますよ。

「東京大学」を筆頭に多くの教育施設を擁する文京区。著名な文豪たちが居を構えていたことから、文教地区としての歴史を深め、近代化が進むなかであっても、落ち着いた環境と情緒ある街並みを今に残しています。「お茶の水女子大学附属小・中・高等学校」、「筑波大学附属小学校」、「東京学芸大学附属竹早小学校」といった国立大学の附属校も揃い、パチンコ店などの遊興施設はなく、治安も良好に保たれているので、子育て環境としても申し分ありません。図書館やスポーツセンターなどの文化施設も充実し、親子で自然観察を楽しめる「教育の森公園」など、学校の勉強以外でも学べる環境が整っており、歴史的に学問の街として名を馳せてきた、街全体による教育水準の高さも魅力ではないでしょうか。

国の特別史跡及び特別名勝に指定されている「小石川後楽園」は、江戸時代初期につくられた築山泉水回遊式の日本庭園が広がっており、桜や紅葉をはじめ、四季折々の草花が咲き誇り、一年を通じて豊かな自然の景色を鑑賞できます。特に約90本の紅梅・白梅がある梅林は、その可憐な姿がひときわ美しくて、思わず見とれてしまいます。また、花菖蒲の名所としても親しまれているので、季節ごとに訪ねてゆっくりと散策すれば、日本ならではの趣のある風景に出会えそうですね。桜と紅葉の時期にはライトアップも行われ、幻想的な姿を夜空に浮かび上がらせます。冬には清澄な空気に包まれ、山茶花や椿といった花も見頃を迎えるので、哀愁漂う冬の景色もお勧めですよ。

江戸時代に開園された小石川御薬園が前身の日本最古の植物園「小石川植物園」は、春には桜を、夏には眩い新緑を、秋には鮮やかに彩る木々を、冬は枯れ散り、季節の移り変わりを感じられる憩いの場として親しまれています。国内では限られた場所にのみ自生する希少な樹木も多いので、学問的な観点からみて興味深く自然を楽しめそうですね。

もうひとつ、四季折々の風景を訪ねたい時に訪れたい庭園が、「六義園」です。都内を代表する日本庭園として名高く、国内外からその美しい自然を求めて多くの人々が足を運んでいます。園内の至る所に、休憩所や展望所、茶屋が設けられているので、趣ある景色を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごすことができますよ。春には「播磨坂」の桜並木も美しく咲き誇るなど、街のいたるところに自然の美しさが輝いており、毎日の散歩が何よりも楽しくなることでしょう。

夜に訪れたいのが「文京シビックセンター」の展望ラウンジです。地上約105mの高さからは、東京スカイツリーや新宿副都心の高層ビル群、富士山、筑波山などを望む大パノラマが広がります。夕暮れから夜にかけての風景は特に美しく、どこまでも広がる東京の夜景を一望できますよ。ロマンチックな東京夜景が楽しめるレストランも多いエリアなので、都心で贅沢な夜景を見ながらラグジュアリーなひとときを過ごすなら、是非訪れてみてはいかがでしょうか。