2020年にJR山手線の新駅となる「高輪ゲートウェイ」駅が開業したことにより、周辺地域も大規模な再開発が進んでいる今注目のエリアです。芝浦の運河沿いに建つツインタワーのオフィスビル「シーバンス」には、飲食店・物販店の揃った商業施設”ア・モール”があり、近隣オフィスで働く人はもちろん、地元住民や観光客などで日々賑わっています。館内には緑が溢れ、自然光が差し込む開放的な空間もあるので、休憩場所としても利用できそうですね。
「田町」駅直結の「msb Tamachi」は、オフィス・ホテル・商業施設が一体となった複合施設で、仕事帰りにも買い物や食事が楽しめます。他にも「グランパーク」や「GEMS田町」といった話題の都市開発ビルが続々とオープンするなど、新しい興味や関心が集まっており、さらなる活性化に期待が高まっています。
一流企業が多数拠点を構えていることから、港区の中でも有数のオフィス街として発展しており、ビジネスマンだけでなく、「慶應義塾大学」や「東京工業大学」などの大学に通う学生も多く、幅広い年代の方が行き交っています。
特に、芝浦エリアは、「芝浦アイランド」を中心にした大規模な開発によって整備された都会的な街並みが広がっており、超高層マンションが建ち並ぶ一方で、公園や遊歩道など、水と緑を身近に感じられる自然スポットもあり、憩いのひと時をもたらしてくれます。お台場へもお散歩感覚で遊びに行ける距離なので、ビジネスからレジャーまでアクティブに活動できそうですね。
歴史的建築物も多く残されており、大正2年の創立以来、迎賓館として社交場となっている「綱町三井倶楽部」は、一般公開はされていないものの歴史が息づく美しい外観と多くの賓客を迎えてきた由緒ある内装ともに、洗練された大正モダンの姿を今に伝えています。「慶應義塾大学 三田キャンパス」内には、国の重要文化財である”三田演説館”や”図書館旧館”があり、散策スポットとして人気があります。赤煉瓦の外観は、明治の息吹を今の時代に存続させ、アカデミックな雰囲気を漂わせていますね。「慶應義塾大学 三田キャンパス」の裏手にある「駐日オーストラリア大使館」は旧蜂須賀公爵邸の跡地に建てられ、公爵邸は改築により失われましたが、現在の大使館は、元の建物と庭園の要素を保ちつつ、アルミ仕上げの外観がスタイリッシュで、オーストラリアの現代的なイメージを反映しています。国章のカンガルーとエミューが建物に大きく描かれているのも素敵ですよ。
東京湾に面している芝浦埠頭は、レインボーブリッジやお台場、スカイツリー、東京タワーなど360°のパノラマが広がっており、幻想的な夜を堪能できます。遊歩道全体がライトアップされた竹芝桟橋からは、豊海埠頭の夜景を楽しむことができるのも魅力ですね。また、特別な日に訪れたい夜景スポットが、東京の街並みを一望できる「東京タワー」の展望台です。高層ビル群から湾岸エリアまで、きらびやかに輝く東京の夜景は、思わず見惚れてしまう美しさです。地上250mの特別展望台からの眺めは、きっと心に残る思い出になるはずですよ。
休日にリフレッシュするのにオススメなのが、芝生広場を中心に四季折々の風景が広がる「芝公園」です。芝生広場は「東京タワー」を眺める絶好のスポットとして人気で、開放的な空間でお弁当を広げてピクニックや、レジャーシートを敷いてゴロンと寝転がるのも気持ちよさそうですね。
敷地内には「銀世界の梅」と呼ばれる約70本の紅梅・白梅の梅林をはじめ、クスノキやケヤキ、ソメイヨシノやイチョウなどの木々が多く、春は桜が咲き誇り、夏は木陰で涼しく、秋は紅葉で彩られるので、四季を感じるお散歩にも程良い場所ですよ。冬にはイルミネーションが輝くロマンティックな雰囲気の中で、クリスマスマーケットも開催されるので、賑やかな雰囲気で、いつもとは違う特別なクリスマスを楽しんでみてはいかがでしょうか。