ユーティリティを一体化し、より開放的に、より快適に

ユーティリティを一体化し、より開放的に、より快適に
洗面室

トイレと洗面室を仕切る扉が壁一面の引き戸であれば、引き戸を全開にすることで一体化し、さらに広がりのある空間となります。狭くて窮屈になりがちなトイレですが、こちらの事例ではトイレと洗濯スペースをひとつの空間にし、ゆとりある広さを確保しています。扉が横にスライドする引き戸は開閉スペースをとらず、間口も広いので、小さなお子様やご高齢の方につきましても多目的トイレのように快適に使えそうですね。
引き戸は上部レール式で床に溝がなく、トイレと洗面室がフラットに繋がっており、掃除機がかけやすいのも嬉しいポイント。清潔感と掃除のしやすさを考えるのであれば、洗面室やトイレなど水回りの床はタイルにするのがおすすめです。水がはねたり、濡れたモノが落ちることの多い洗面室やトイレですが、床がタイルであれば、サっとひと拭きでキレイになり、汚れも付きにくいですよ。
トイレは狭いという先入観を払拭する、使いやすさと快適性を追求したレイアウト。トイレと洗面所が一体化しているのは、欧米ではスタンダードなスタイルですが、日本の住まいにはまだまだ馴染みのないスタイルです。しかしその開放感と無駄のない動線、ホテルライクなスタイリッシュさは、実用的なことはもちろん、そのデザイン性の高さも魅力です。トイレが狭いと不便に感じる方は是非、洗面室と一体化した空間で、ゆとりを求めてみてはいがかがでしょうか。