学芸大学エリアには駅前から東西南北に活気溢れる商店街が広がっており、スーパーをはじめ、コンビニやドラッグストア、郵便局、銀行など暮らしに必要なお店が並び、利便性の高い立地となっています。駅名となっている学芸大学は小金井市へ移転していますが、付属の高等学校へは今でも「学芸大学」駅が最寄り駅で、通学する高校生の姿も多いことから、学校帰りに気軽に立ち寄れるファーストフードチェーンやテイクアウトできるスイーツショップが揃い、若い世代にも親しまれています。閑静な住宅街の路地に入れば、個人が経営する雑貨店や古着屋、カフェ、レストランなど店主こだわりのお店が点在しているので、ふらりと散策するだけで新しいモノやコトと出会うことができそうですね。東横線利用で渋谷まで乗り換えなしでアクセスできるのも、ショッピングにグルメに、アクティブに過ごせる魅力のひとつとなっていますよ。
目黒区の中でも高級住宅街のひとつとして名高い碑文谷エリアは、気品溢れる街並みと趣きを感じさせる落ち着いた住環境で、暮らしやすく住み心地がいい街となっています。歴史的建造物も多く残されており、地名由来となった碑文石を祀る「碑文谷八幡宮」は、桜の名所として知られており、参道の桜並木が満開になる頃には、一帯が薄紅色に染まる美しい景色が広がります。ロマネスク様式の外観と荘厳な雰囲気の堂内が素晴らしい「カトリック碑文谷教会 (サレジオ教会)」も、碑文谷の歴史を語るには欠かせない場所です。多くの著名人が挙式しているだけあって、花嫁の憧れのチャペルとしても人気の高く、格式ある教会での挙式は、とても素晴らしいものとなっています。一般開放もされているので、散策の合間に立ち寄れば、心安らげる時を過ごせそうですね。他にも国指定重要文化財である「円融寺」や目黒区指定文化財に指定されている「目黒区古民家」といった今でも趣のある歴史的建築物が残されているので、散策がてら街の長い歴史と豊かな文化に触れてみてはいかがでしょうか。
碑文谷池を中心に樹木が多く生い茂る「碑文谷公園」は、ウサギやポニーなどと触れ合える広場やボート乗り場、遊具などが充実しており、幅広い世代に親しまれています。地元の方々によって花壇も整備されているので、季節ごとの花を楽しみながらのんびりできそうですね。春には桜、秋には紅葉が園内を彩り、冬には池の小島にある厳島神社の松の木に「雪吊り」が作られ、冬の風物詩として人々に冬の訪れを伝えています。また、筍栽培が盛んだったことから碑文谷付近は昭和の初めまで区内でも有名な竹林でした。今では竹林の面影を偲ぶ場所は殆んどなくなってしまいましたが、唯一「すずめのお宿緑地公園」には今なお竹林がその姿を残しており、空気が澄んだ静寂な空間が広がっています。竹の外にも椎の木・ケヤキの大木があり、野鳥が多く生息しているので、鳥のさえずりを聴きながら散歩するにはとてもいい所ですよ。
区立七中前から環七通りに向かって、真っすぐに延びているバス通り“碑さくら通り”は、その名の通り染井吉野の桜並木道となっており、地域の人々の散歩道として親しまれています。満開の桜はもちろん、 散り際の風に吹かれて舞う桜の情緒ある風景も美しいので、何度訪れても表情豊かな景色を楽しんでいただけます。“碑さくら通り”沿いには前述した「カトリック碑文谷教会 (サレジオ教会)」や「すずめのお宿緑地公園」もあるので、心安らぐ豊かな街での散策は、四季折々に多彩な演出で、日々の暮らしに潤いをもたらしてくれることでしょう。他にも「碑文谷八幡宮」や「碑文谷公園」など、街では至る所で季節の移り変わりを感じられるので、春にはお花見、秋には紅葉狩りも気軽に満喫していただけますよ。