「東京スカイツリー」を中心とする再開発が進み、新たな時代の幕開けを迎えた業平・押上エリア。「東京スカイツリー」の開業に先立ち、最寄り駅である東武伊勢崎線「業平橋」駅は「 とうきょうスカイツリー」駅へと改名され、一部の特急列車も停まるようになり利便性が向上しました。駅構内もリニューアルされ、周辺の道路も整備され、「東京スカイツリーイーストタワー」といった超高層ビルが建設されるなど、東京の新たな観光地として国内外の観光客を惹きつけています。街が新しく様変わりする一方で、下町情緒を感じられる風景も残っており、少し路地に入ればレトロな雰囲気漂う老舗が軒を連ねており、新旧の街並みが共存しているのも魅力となっています。2020年には「浅草」駅~「とうきょうスカイツリー」駅間に連絡歩道橋 「すみだリバーウォーク」が開通し、商業施設「東京ミズマチ」がオープンするなど、さらなる盛り上がりを見せており、東京の都市再開発の象徴として、これからも大きな注目を集めていくことでしょう。
「東京ミズマチ」のオープンに併せて、隅田川を挟んだ両岸に広がる隅田川テラスや水上船乗り場もリニューアルされました。川沿いには桜並木があり、春になって咲き誇る風景はとても美しく、桜の名所として知られています。桜とスカイツリーの豪華な共演は、春の隅田川ならではのベストスポットですね。「東京ミズマチ」にはテラス席のあるカフェもあるので、ゆっくり座って桜を眺めながらお茶を飲んだりするのもオススメですよ。「すみだリバーウォーク」を渡ると浅草はすぐそばに。スカイツリーと浅草、この二つの観光名所を一緒に散策できるようになったことも、地域の活性化に繋がっています。
業平・押上エリアに次いで、「東京スカイツリー」の恩恵を受け再開発されたのが曳舟エリアです。「京成曳舟」駅は隣の「押上」駅で都営浅草線と直通しており、乗り換えなしで日本橋や新橋と行った都内の主要ビジネス街へ通勤できる交通利便性があることから、居住区としても魅力があり、駅周辺には大規模なタワーマンションが続々と建設され、大型スーパーや飲食店等の生活利便施設や公園などが整備され、新たな賑わいを見せています。駅近くにある「ふじのき公園」をはじめ、街のいたるところに「東京スカイツリー」はもちろん、夏には隅田川花火大会の鑑賞スポットとなる場所が多いので、絶好の鑑賞スポットを見つけてみるのもいいですね。