東京都現代美術館~より楽しく現代美術を発見できる場所へ~

東京都現代美術館~より楽しく現代美術を発見できる場所へ~
東京都現代美術館

東京都江東区の木場公園内にある「東京都現代美術館」は、現代美術専門の公立美術館として1995年に開館し、絵画や彫刻、建築、デザインなど現代美術に関する幅広い展覧会を開催してきました。施設の大規模改修工事のため、2016年5月から休館していましたが、2019年3月にリニューアルオープン。諸設備の利便性が向上したのはもちろん、館内に併設された美術図書室やミュージアムショップ、レストラン、カフェ、ラウンジなどの施設も、デザインやレイアウトを一新し、新たな空間として生まれ変わりました。美術関連図書資料27万冊を誇る美術図書室には、映像資料が閲覧できる「メディアブース」や、大人も子供も楽しめる美術書を集めたコーナーを拡充した「こどもとしょしつ」を新設。ミュージアムショップでは、現代美術関連の書籍やアーティストによるプロダクトをはじめ、現代美術館のロゴなどをあしらった美術館オリジナルグッズなども販売しており、好評となっています。月齢に合わせた離乳食や、大人と同じメニューでお子様用のハーフサイズを提供するなど、親子で楽しめるレストランやカフェも見逃せません。その他にも、エレベーターや出入り口のスロープの増設、多目的トイレの拡充など、バリアフリーも向上。幅広い年齢層が共に訪れ、誰もが気軽に楽しめる「東京都現代美術館」は、これからもさまざまな展示会や催事を通じて、次世代に現代美術を伝え続けていくことでしょう。