フレキシブルなプライベート空間のある暮らし

フレキシブルなプライベート空間のある暮らし
DEN

不動産情報を見るときに間取りの表記で「2LDK+DEN」や「4SLDK」というように「DEN」や「S(サービスルーム)」という文字が付いているものがあります。広さや形に明確な基準がないことから、「DEN」と「S(サービスルーム)」の表記は曖昧で、不動産会社によって判断はまちまちですが、どちらも居室とするには窓から一定の採光を得ることができず、少し狭い空間を表記する用語として使われています。
居室として用いるには狭く薄暗いので、寝室ではなく書斎や趣味の小部屋として使用するのに向いており、『リモートワーク(在宅勤務)に対応できるよう、自宅に書斎やワークスペースを持ちたい』、『1人で趣味に没頭できるプライベートな空間が欲しい』、『季節用品など使用頻度の少ないものを収納できる大容量のスペースが欲しい』といった、日常の居住空間とは別に独立した空間として、仕事に、趣味に、収納に、あらゆるシーンで活躍できそうですね。
「DEN」と「S(サービスルーム)」には、壁やドアでしっかり区切られた【個室タイプ】、パーテーションなどで緩やかに区切られた【セミオープンタイプ】、生活空間の一部壁に接して机や椅子などを設置し作業スペースを設けた【オープンタイプ】があり、【個室タイプ】は、家族で過ごすのも大切だけど、仕事や趣味の時には一人で集中したい方に、【セミオープンタイプ】と【オープンタイプ】は、仕事や趣味をしながらでも家族の気配を感じられるので、小さなお子様がいるご家庭や夫婦二人暮らし方におすすめです。
書斎や趣味部屋と聞くと、どことなく贅沢な印象を持つ方が多いかもしれませんが、1〜3帖程度の限られたスペースでも十分にプライベートな空間を確保できます。狭いからこそ集中できるというメリットもあるので、「DEN」と「S(サービスルーム)」という空間を日常の生活空間にプラスし、毎日のライフスタイルをより豊かなものにしてみてはいかがでしょうか。