Material

日本語名
素材
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ストライプのクロスで開放感と遊び心をプラス

洗練されたテイストで、あらゆる空間に調和するストライプのクロス。まっすぐに伸びるストライプは高さを強調してくれるので、低い天井でも圧迫感を軽減し、開放感のある空間にしてくれます。こちらのダイニングキッチンには、単色の縦縞が均等に並んだストライプのクロスを施し、シックで落ち着いた印象に。このくらいのラインの太さとコントラストになると、キッチンがホワイト基調なこともあって、空間全体がスッキリと見えますね。また、天井の一部梁にアクセントとして貼ることで、横方向の動きもミックスされ、ちょっとした奥行き感も生まれました。ストライプのクロスは色だけでなく、ラインの太さや間隔によっても、インテリアの印象が大きく変わります。全体に貼るのか、アクセントとして使うのかでも、多彩なスタイルを作ることができるので、空間に高さや伸びを与えながら個性を演出したい場合は、ストライプのクロスに注目してみてはいかがでしょうか。

表情豊かなモザイクタイルをインテリアのエッセンスに

タイルは、キッチンや洗面室などで身近に用いられる素材のひとつです。最近では、インテリアにあったカラータイルを取り入れた空間づくりも注目されています。無機質になりがちなキッチンや洗面室をオシャレにしたいという方は多いはず。今回はモザイクタイルを使ってキッチンや洗面室をインテリアの一部として取り入れた素敵な実例をご紹介します。

光の陰影・立体感・素材感で魅せる壁材コーディネート

レンガのように積み上げられた壁材は、一部壁面に施すことでインテリアのアクセントになります。立体的な凹凸が洗練されたテクスチャー感に。その形状は壁に掛けられたレリーフのようで、光の陰影が織りなす多彩な表情を見せてくれそうですね。こちらの例では、飾り棚の背景に凹凸のある壁紙を施し、まるで美術館のような雰囲気を演出しています。平面的な壁紙に比べて、壁に立体感があると高級感が際立ち、調度品もより一層華やかに見えるのではないでしょうか。表面には石のような模様をあしらうことで重厚感をプラスし、ヨーロッパの古城を思わせるような異国情緒の漂う雰囲気に。周りの壁紙と同じ白で統一しているのも、主張せず、それでいて落着きのある上品さを醸し出します。「お部屋の印象を変えたいけど、あまり冒険するのは躊躇する」、「フォーカルポイントに空間をオシャレに演出したい」、そんな方はまずは壁の一部分から変えてみて、住まいを個性豊かにコーディネートしてみるのもいいですよ。

時を重ねるにつれて深みを増す美しさと存在感

高級ホテルや美術館などの内装を華やかに演出する床材として、大理石が使われているのを見かけることがあります。美しい光沢とマーブル模様が魅力の大理石は、洗練された空間を作り出します。大理石はとても高価なので安易に使うことは難しいですが、近年の技術の進歩により、タイルで緻密に表現できるようになりました。そんな大理石調のタイルを自宅の玄関や廊下などの床材にすれば、誇らしさを醸し出す優雅な佇まいで、訪れる人を出迎えてくれることでしょう。大理石と見紛う輝きは、まさに非日常を感じる特別な瞬間。いつまでも見つめていたいその光沢は、見る者を魅了し、虜にします。自然光が入る昼間と、照明のみの夜間とでは、光の当たり方が違うので、昼と夜で表情が変わるのも魅力ですね。大理石調のタイルは無機的で冷たい印象がありますが、そのクールさが逆に存在感を引き立たせ、スタイリッシュにインテリアの格上げをするのに最適な素材となっています。「ホテルライクな重厚感のある空間を演出したい」、「艶やかな輝きによって、暗くなりがちな玄関や廊下を明るく見せたい」、最初に足を踏み入れる場所だからこそ、玄関や廊下の床材に高級感と存在感のある大理石調のタイルを取り入れて、住まい全体のグレードを上げてみてはいかがでしょうか。

空間の主役にも脇役にもなれるタイルの魅力

インテリアのアクセントとして人気のタイル。洗面室においては、視線が集まる洗面台の壁面にタイルをあしらうことで、高級感のあるホテルライクな雰囲気を演出することができます。平面な壁紙よりも、凹凸のあるタイルの方が陰影による表情が生まれ、よりオシャレな印象を与えてくれそうですね。モノトーンでまとめられた洗面台には落ち着いた色合いのタイルを貼り、レンガを積み上げたように配置することで、立体的な重厚感を醸し出しています。色や模様の異なるタイルを組み合わせることで、より深みのある表情を生み出していますよ。殺風景になりがちな洗面室も、タイルによって個性的な存在感を演出できます。色や大きさ、模様の組み合わせによって、モダンにもナチュラルにも、スタイリッシュにも空間を印象付けることができるので、お気に入りの素材を使った自分だけのタイルをデザインして、家づくりを楽しんでみてはいかがでしょうか。

エントランスの壁面にあしらうホテルライクなタイル使い

全体的に白で統一された空間に、アクセントとして配されたモザイクタイルが印象的なエントランス。モザイクタイルは鮮やかさを抑えた色彩を使っているので、全体的に落ち着いた雰囲気にまとまっています。シューズボックスの天板は石素材で、真っ白なシューズボックスのアクセントとしても程よく調和し、お洒落な雰囲気に。写真や雑貨、観葉植物などを飾れば、無機質になりがちな玄関に表情を与えることができそうですね。

物を際立たせる名脇役となる背景

住まいにおいて最初に足を踏み入れる場所だからこそ、第一印象を大切にしたい玄関スペース。家族の一日の始まりを見送り、一日の終わりを出迎える玄関が素敵な空間であれば、眠たい朝も疲れた夜も気持ちがリフレッシュされて、特別なひと時を感じることができるはずです。玄関のインテリアをコーディネートする際に、シューズボックスの上をディスプレイスペースとして、お気に入りの雑貨や花を飾る方も多いことと思います。ベーシックな白背景でも、飾ったものを際立たせてくれますが、少し個性をつけたいという方は、壁の質感にこだわってみてはいかがでしょうか。特に複雑な模様や凹凸などの立体感がある壁は、高級感ある印象の背景になる可能性を秘めています。こちらの玄関には一部壁面に葉っぱのような模様を施し、格式や気品を空間にもたらしています。光の当たる角度によって陰影が変わるので、照明によっては、ひと味違う印象を与えてくれそうですね。主張しすぎず、それでいて雑貨などを引き立てるちょうどいい立体感。落ち着いたグレーの色合いは、鮮やかな色とも相性が良く、花もより際立って見えることでしょう。

豊かな表情が刻むヘリンボーン柄で深みある印象に

一日の中で過ごす時間が多いリビング。その入り口は玄関とあわせて住まいの顔となる存在です。だからこそ、扉にもこだわりたい。扉の大きさや形、色、取っ手のデザインなど、扉にはさまざまなスタイルがありますが、ワイドな空間を確保できるなら、大小異なる大きさの2枚の扉を組み合わせる親子タイプやガラスと組み合わせたスタイルはいかがでしょうか。普通の既成扉ではつまらないという方には、模様を施したデザインがオススメです。特にV字形を連続させたヘリンボーン柄は、スタイリッシュなデザインと木の持つ優しさを併せ持つ模様として人気があります。上と下で並べる向きを変えることで、より存在感のある印象に。ヴィンテージ感溢れる色合いも落ち着きがあり、様々なインテリアとも馴染みますよ。左右に配置した明かり取りは、縦に切るようにして模様を施した磨りガラスで、まるでガラス細工のような立体感となっています。リビングには玄関からの光が、玄関にはリビングからの光が入り、お互いのスペースに間接照明的な役割で明るさを確保。磨りガラスはヘリンボーン柄の扉とも見事に調和しており、住まいの印象をより深みあるモダンな空間に演出してくれることでしょう。

おもてなしの心を華やかに表現できる存在感

玄関は家族や客人を招き入れる時に、一番最初に目につく場所です。住まいの第一印象を決める玄関だからこそ、素敵な空間にしたいですね。玄関に飾り棚を兼ねた収納を設置し、家族の写真や季節の花などを飾っている方も多いことと思います。白い背景でも十分に調度品の良さが伝わりますが、背景の色を変えてみると違った雰囲気がでて、調度品が持つ華やかさがより伝わりやすくなります。特別感のある空間に仕上げたいなら、背景をゴールドにすることで高級感を演出できます。クロスではなく、タイルを使うことでワンランク上のアクセントウォールに。スポットライトの光でより一層存在感を発揮し、光の陰影でキラキラと輝くのは、タイルならではの美しさですよ。

限られた空間の中で、こだわりのイメージをカタチに

「部屋の印象を手軽に変えたい」、そんな方におすすめなのが、ガラスブロック。大きさや色も豊富なので、どんなインテリアにも合わせやすいアイテムとなっています。ガラスブロックは色を組み合わせたり、自由に並べかえたり、手軽にアレンジできるのが良いところ。こちらのキッチンでは、インテリアの装飾として壁にガラスブロックを施し、空間のアクセントとしています。表面は水面のような揺らぎのあるテクスチャで、水面に光が差し込む様子が表現されており、とても素敵ですね。見る角度によって、微妙に表情を変え、輝きを放つのも魅力ではないでしょうか。